ようやく「ハッシャ・バイ」

昔バブルだった頃、第三舞台のチケットがどうしても取れず、しかたなく、戯曲を買って諦めたのだった。それが、「虚構の劇団」第3回公演で鴻上尚史自身が[劇作・脚本・演出]で今日ようやく見ることが出来た。

1/3以上は書き換えたということで、確かに見た感じ元々の戯曲からは今風に変更されていて、とてもソフトな印象を受けた。もっと暑苦しいというか、濃いというかそんな感じだろうなと戯曲を読んで思っていた印象を持っていたので、それってあの時代だったということなのか、今回の狙いの演出なのかはよく分からない。。。

後ろのドアのある壁をスクリーン代わりにして映像を映しながらの演出もきれいだなぁと思ったし、シンプルなんだけど戸の後ろの色彩とかもシンプルだけど、印象に残った。

久しぶりに若い役者さんの演劇を見て、ベテランの役者さんには無いまだ発展途上な感じもいいなと思ったし、
特に大久保綾乃さんがさわやかな感じがいいなぁと思った。他の役者さんも次回また見たら成長しているんだろうなと期待させてくれて、嬉しい感じ。
千秋楽ということで、鴻上尚史さん、着ぐるみで登場、役者さん紹介なんてのが最後にありました。

初めての「座・高円寺」という劇場はできたばかりのようで、会場内もきれいでした。
その後レコ屋さん巡りをして帰ったのは言うまでも無し(笑)

いい週末になったなぁ。

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キャラメルボックス「スキップ」

北村薫原作の大好きな時と人の三部作の第一弾「スキップ」をやるというのでプレオーダーで申し込んだがハズレ、諦めていたのにふと直前になりチケットが取れた。キャラメルボックスという劇団自体何回か見ているが明るいファンタジーな公演を見に行っていたため「スキップ」をやるのはどんなになるんだろうと思っていた。

話は17歳の一ノ瀬真理子がある秋の日に昼寝から目覚めると、精神や記憶はそのままで42歳になってしまい、そんな自分にとまどいながらも立ち向かっていく姿を描いたものだ。

今回の公演の脚本はイベントや進行も原作にかなり忠実でその世界が描かれていく。
原作ものめり込んで読んでいたが、今回の公演もぐっとその世界に引きずり込まれた。
なんといっても心の真理子(17歳)と入れ物の真理子(42歳)が常に舞台にいながらセリフや周りの人との接触を入れ替わり行っていきながら進行していくのにまったく違和感がない。違和感がないというよりもむしろ2人の真理子がそこにいるということを目の前に提示されることによってその姿勢がより鮮明になる。

特に一ノ瀬真理子役の岡内美喜子さんが一ノ瀬真理子の特性を演じきっていたと思う(何も分かっていないのに偉そうだ(^^;)少し前屈みになって演じる姿は一ノ瀬真理子の前向きで目の前の障壁を乗り越えていく力と重なる。もう一度観に行く機会があったら観に行くか?と聞かれれば即答するでしょう。「もちろん」と

好きな言葉「威風堂々」「凛とした」「開拓者」
17歳の自分、今の自分になりたいか?
おそらく入れ物の方には愕然とするだろう。心の方も決して真理子のように自分の進んできた道だからとその自分を信じて、愛して、リセットすることなく受け入れられるだろうか。いくつもの決定的な間違いを犯してきたし、決してほめられるような状態ではないだろう。モーツアルトでなくサリエリにもなれないと分かった時、もう少し信じても良かった時、もっとよい選択はあったのかもしれない。
17歳の真理子を助ける家族(夫と娘)の姿を見ても真理子の進んできた道は信じてもいいのかもしれないが、自分にはそのような鏡となる相手もいない。
まじめが服を着ているとすら言われたあなた、本当にどうよ?

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大人計画「イケニエの人」

今週は1日お休みがあったにも関わらずなんか疲れ気味。特に今日の朝はかなりぼーっとしてたけど、ふと大人計画が公演しているのを思い出し、ぴあの当日券専用ダイヤルへ電話、30分ほどでつながりチケット確保。世田谷パブリックシアターへ向かう。

話は割と分かりやすいような気がした。松尾スズキの作品ってこういう感じって思っていいんだろうか?
ゆる~い笑いで大笑いしないネタがいろいろなところにまぶしてある。久々にエバゲリ極太明朝体を見た(笑)まだ上映しているので内容は差し控えます(^^;.
宮藤官九郎も阿部サダヲも面白かったし、TVで見たことのある人が多いのも親しみを感じる原因かも。

次回公演の案内が届くようにしておいたのでまた観に行こう(^^)

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